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M&Aの手法と買収防衛策

統計データの紹介

M&Aの手法

M&A(Mergers and Acquisitions)とは、企業の合併および買収行為の総称です。

近年は、上場企業だけでなく、非上場・中小企業で後継者不足・事業の将来性などの理由から、事業戦略における重要な一手としてM&Aが行われています。

M&Aの手法にはいくつか種類があります。

M&A手法,、合併(新設合併、吸収合併)、買収(株式取得(現金取得、株式交換)、事業譲渡)、会社分割(新設分割、吸収分割)

買収防衛策

M&Aは常に友好的に行われるとは限りません。敵対的な買収があることもあります。対応が遅れると買収防衛策を講じる時間的余裕もなくなりますので、平時において、敵対的買収者に対する防衛策をあらかじめ講じておくことが重要です。

1)ポイズン・ピル

既存の株主に対しあらかじめ廉価で新株予約権を発行・付与しておき、一定条件下のもとでその行使を可能とする仕組み

2)ゴールデン・パラシュート

現在の取締役の退任時報酬を高額に設定しておき、買収者が現在の取締役を解任することを困難とする仕組み

3)テイン・パラシュート

従業員の解雇時退職金を高額に設定しておき、買収者が事業の切り売り・従業員の解雇をすることに対して備える仕組み

4)焦土作戦

会社のもっているクラウン・ジュエル(財産的価値の高いもの、事業遂行上不可欠な権利など)を関連会社などに売却することで企業価値を意図的に下げ、買収メリットを低減させる方法

5)黄金株

一般の株式とは異なる権利を付与した特別な株式(議決権、拒否権など)

6)ホワイト・ナイト

友好的な第三者のことで、自社株式を取得してもらうことで対抗

7)パックマン・ディフェンス

買収を仕掛けられた企業が、相手の企業に対して買収を仕掛けること

8)株式の非公開化

上場廃止とし、買収者が対象企業の株式を自由に取得できなくすること

 

このように、多くの対抗策があります。

逆に買収するときには、これらの情報を収集することも大切です。